私の勝ちだ!優越感に浸る論破組の心理。。。
「この案件について、どう思う?」
サラリーマンをしていると、先輩、直属上司から良く出るワードです。
経営層や社長、オーナーと言ったトップ層からはあまり聞いた事が無い。
「この件は○○でいこうと思うが、どうか?」
これはある。
あくまで俺の出会ったトップ層の統計でしかないけども。
何が言いたいか?
これ、この後、論破しようとする人は上の問いかけをする人達だ。
中間管理職とか。中途半端に権限があり、地頭も悪くない。
しかし、意見を言うもんなら烈火の如く、論破しにくる。
なら、聞くんじゃねーよ!
下の問いかけは、既に決まっていて、自分の意見が主体。
確認をしているだけの様なもの。どちらかといえば議論です。
だって、絶対はないから安心もしたいよね。
リスクが一致しているか?の確認もしている。
という事で、とにかく論破をして優越感に浸る「論破組」について、考えてみたい。
私はこの論破組の理論破綻を押し通され過ぎて、突然、うつ病になりました。
中間管理職って、本当大変で気持ちは分かるんですけどね・・・。
1、論破とは
議論して他人の説を破ること。言い負かすこと。
もう、勝ち負けになっちゃうよ。
そりゃそうですよね。自分の努力や知識。
披露して認めてもらいたいですもんね。勝ちたいし。
でも、意味の通りなんですよ。
議論をして説を破る。なんです。
口喧嘩で勝つではありません。
自分の意見があり、相手の意見を聞き、議論の上、論理的に自分の意見が正しいと証明する事なんですよね。
しかーし!俺はどうでも良いという人物。
個々の意見があり。個々の意見から自分を向上させる為に議論する。
そう、考えているからです!
これって、努力を続けてる方々からすれば、めっちゃムカつく奴ですよね。
努力も足りて無いくせに。って思っちゃうよね。
でも、論破したって思いたい人多すぎ。無意識なんだろうな。
あくまで、論理的な議論の上で。ってのが大事なのに、感情が優先してしまう。
俺も自分の事だけではなく、あくまで議論上で思ってるだけ。なんですがね。
2、論破したがる人の心理
代表的な所で以下の心理状態の様ですね。
・相手より有利な立場に立ちたい
・認められたい
・自分を試したい
・不安が強い
・心は繊細
・冷静な判断がしたい
・納得したい
・自分の知識に対する欲
・相手に負けたくない
・感情論ではなく論理的な思考を持ちたい
この10個が特徴だそうです。
~したいが目立つ。
心理的に考えた場合、この10個を感情論を絡めずに持ててる人は、そもそも論破しようとしません。議論をするだけです。
何故か?
論破とは議論の上で相手の説を打ち負かす。事だから。
感情が入り込んで来て、承認欲求や自己実現欲求が優位にたつ。
すると、論破した!勝った!俺の方が知識が上だ!になってしまう。
この優越感を味わい、中間管理職などの若干権限を持つ方は、その立場の不安定さから継続して論破を目指してしまう。
論破組の仲間入り。
3、議論
では、議論とはどういう事なのでしょうか??
互いに自分の説を述べあい、論じあうこと。意見を戦わせること。その内容。
その内容!議論とは、内容です。
勝ち負けの判断ではありません。
説の述べ合い、論じ合いであり、その内容なんです。
4、まとめ
論破はあくまで議論の上の事です。
議論の内容の1つに「○○がその説について論破した。」となるだけ。
論破を目的にしている人達は論破では無く。
議論を目的にしている人達には論破される事がある。
ちょっと、まとまらなくなってしまったけど。
こんな感じで、自分の疑問を調べてみました。
冒頭で書いた通り。
直属の上司の論破癖にハマってしまい、理論崩壊している事を押し通されました。
結果、うつ病です。本当に自分でもビックリなんです。
論破を目的にしている人。
不安なので自分が優位である事を認識していたい人。
だから、マウントをとり勝ち負けの判断で終わりにしてしまう。
口喧嘩で勝つ事が論破じゃないですよ。
皆様もどうか「論破組」にお気をつけください。
もちろん、自分自身も「論破組」にならない様にね。
楽しい議論をしましょう。
このタイトルは「楽しい議論のススメ。」のが良かったかな。
(昨日、庭に植えたミントを使ってシロップを作りました。お酒は我慢でソーダ割り。中々どうして、美味かったです。)