本日6月1日。
全国の約160の花火業者が、各地で一斉に花火を打ち上げます!!
場所はもちろん秘密。
見物客の3密を防ぐ為ですね。
今回の企画は「全国一斉悪疫退散祈願 Cheer up! 花火プロジェクト」というそうです。
花火業者の若手有志がこの時世を憂い、全国の花火業者に持ち掛けたとの事。
なんて、なんて素敵な取り組みでしょう!!
荒天の場合は中止。
全国のシークレットプレイスから夜空へ向けて発射されます。
花火大会なんて本当に行ってないな。
子供達にも経験をさせてあげなきゃね。
と、言う事で「日本の花火」について、少しだけ。
1、花火大会の起源
日本の花火大会の起源は、「隅田川花火大会」
日本を代表する花火大会です。
時の将軍、8代将軍吉宗が享保の飢饉、コレラに悩まされていた時。
隅田川で花火を打ち上げた。「両国川開き」が発祥だそうです。
吉宗!暴れん坊将軍!
この方は、本当に柔軟で国民想いの方だったんでしょうね。
始まりは飢饉とコレラ。
今回の企画は新型コロナウィルス。
若手花火師の方々。頭が下がります。
2、日本の花火
ここ、日本では夏の夜の風物詩として、長く親しまれてます。
7月と8月に集中して花火大会と称して、打ち上げ花火を夜空に広げます。
花火の歴史も古く、室町時代から唐人によって披露されていたと文献に残っているそうです。
当時はとても貴重な火薬を使用しますから、真偽は分かりません。
1、花火大会の起源で書いた通り、今の花火大会の様なイメージになったのは、江戸中期からの様です。
etc・・・
現在まで続く様々な花火大会や花火の制作・披露が存在します。
数百発から数万発まで、日本全国で1年間に開催される数は数百会場にのぼります。
3、日本の3大花火大会
●全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県)
日本三大花火大会のひとつ、秋田県大仙市大曲地区の雄物川河川敷運動公園で毎年8月の第4土曜日に開催される花火大会です。1910年(明治43年)から開催と歴史は長く、各地で開催される全国花火競技会と名がつく花火大会のなかでも最も権威がある大会。打ち上げ花火数は、約18,000発、約74万人もの人が来場します。
●土浦全国花火競技大会(茨城県)
日本三大花火のひとつで、1925年(大正14年)より開催されている歴史ある花火競技大会です。全国の煙火業者60社ほどが自慢の技を競い合う日本屈指の大会で、毎年10月の第1土曜日に開催されます。打ち上げ数は競技花火と余興花火合わせて約20,000発。人出は70万人!
●長岡まつり大花火大会(新潟県)
日本三大花火大会のうち、競技大会でないのは「長岡まつり大花火大会」だけ。復興への願いや、慰霊の念、長岡再興に尽力した先人への感謝の気持ちが込められた花火大会です。毎年8月2日と3日の二日間にわたって信濃川河川敷で開催され、打ち上げ数は二日間の合計で約20,000発、人手は103万人にものぼります。
まとめ
明日は全国的にお天気はどうなんでしょう?
自分は関東地方なので、曇りかな?
こんな素敵なイベント。是非見たい!!
先日、焚き火の心理効果について記事をアップしました。
今回の、「花火」も同じ様な効果が見込めますね。
何が見込めるか。非日常の効果です。
新型コロナウィルスによる閉塞感。
首都圏や北海道含め、今日からは本格的に活動が再開されます。
当然、第2波も訪れるでしょう・・・。
しかし、この若手花火師の粋な計らいを皆で愛でる事が出来たら最高です!
コロナの疲れを吹っ飛ばしましょう!
ついでに、俺の様に病気で苦しんでいる人も。
人生の岐路に立つ人も。
今日も一杯いっちゃいま~す!テイッ!な人も。
皆、関係ありません。
この非日常を楽しんで、一時でも笑顔になりましょう。
「笑う門には福来る」
自分を見つめ直すのも。
人のアラを探すのも。
何かを守るプレッシャーも。
とにかく、ぜ~んぶ忘れて、このひと時を楽しみたいものです。
今日の夜は晴れて欲しいなぁ。
早速、てるてる坊主を作らないとな。
非日常のストレスの中で非日常の楽しみを。
俺も花火が見れたら、勢いでうつ病から脱却しちゃおう。
そうしよう。
大きな、大きな、皆の想いが夜空に輝きますように。
(小さな庭に、バジルと紫蘇が加わりました。ウチの嫁は「花より団子」)