【経済的植民地】コロナ経済対策が明確に出来る訳がありません。構造が望む循環をしてくれませんからね。
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〈パーソナルサーチャーもも丸 著書〉
パーソナルサーチャーもも丸です。
緊急事態宣言の全解除。
蔓延防止に移行せずに飲食店等のサービス業への要請。
賛否両論が出ていますね。
もも丸は飲食店を運営しています。
開業時は、蔓延防止の時。
緊急事態宣言に格上げし、2週間で休業。
延長により、8〜9月は活動をしていません。
10月からは、所在地の千葉県による要請。
確認店を9月中に取れたので、時短営業を開始しています。
嬉しい反面、人の動きは緩やかです。
ココに至る経緯から、皆さんはより自分の感覚を重視して動いている感じがします。
こんな国は日本しかあり得ないでしょう。
しかし、飲食店等への協力金。
優遇措置である！と大きな声を聞きます。
法的根拠も無く、認証や確認に時間が掛かるならば、守る必要無し！
こんな声も聞きます。
感染拡大防止対策協力金
自治体により金額は様々です。
千葉県では、より高度な認証を受けた店は対象になりません。
確認店は、支給と酒提供あり。
未確認店は、支給のみ、酒提供は出来ません。
いずれにしても、明確な法的根拠は薄いでしょう。
国、自治体による要請です。
インフルエンザ特措法の適用を前提とした要請であり、罰則が発生しないだけです。
憲法による商売の自由を主張するならば、国は特措法適用の状況であると主張します。
この是非については、様々な意見がありますが。
要請に沿うならば、支払いがある事に不公平感は無いと感じています。
コロナ対策としての経済対策
日本は、国内経済の循環が優秀です。
世界の供給を利用しながら、皆が出来る限り平等に利益享受を出来る様に。
現在の循環構造が出来上がっています。
島国ですので、完全な鎖国状態にして、国内の需要と供給を満たせば。
コロナウィルスをゼロにまで持っていけるでしょう。
内需が優秀なはずですが、国民の大半が仕事を失いかけます。
物価が急上昇し、対応可能な能力を有する人達だけが生き残るでしょう。
物資が潤沢なはずなのに、内需が優秀な国なのに。
海外の物資が入らないと経済が回らない不思議な国です。
即ち、貿易による金銭流動が無いと、経済が回らない程の状態であり。
内需が優れているというのは、数字的な帳面的な事実でしかないのでしょう。
本来、経済対策を大胆に行い。
外資流入を防ぎ、国内の需要と供給のバランスを満たせば良いのですが。
前述の通り、海外への金銭流動が国の安全安心にも繋がり、経済構造の変革が難しい。
簡単に切った張ったを出来ない訳です。
急激な変化に対応が難しいと判断し、国民の感情から外れても、徐々に対策を進めています。
全国民への平等な支援が出来ない訳では無く、構造がそれを抑止しているのですね。
飲食店対策
対策の一つである飲食店対策。
対策店舗を利用するのも、未対策店舗を利用するのも個人の自由です。
人口辺りの飲食店数は、先進国でも圧倒的です。
デフレ経済の影響も出やすい業界です。
しかし、国内GDPを見れば。
経済全体への影響力は低い業界です。
故に、特措法の適用解釈と合わせて。
直ぐに対応が可能な業界でした。
加えて、宿泊業やゴルフなどの娯楽施設。
ショッピングモールなどの飲食店。
取り急ぎ、感染対策と経済循環を実行出来る業界です。
大きな経済的影響や不公平が生まれにくい。
また、海外からの供給を満たし続ける事も可能です。
満たし続ける事が構造の維持に必要な為、飲食店対策が優先されているのではないでしょうか。
体力が無く潰れたとしても、影響が低いですし。
そもそも数が多すぎて、インバウンド需要が無いと回らない状態です。
全方位へ都合が良い業界です。
企業対策
皆さんが最も多く関わる一般企業。
サービス業を除く、あらゆる業界。
本来であれば、ここの分類への支援が重要です。
融資の通りやすさ、雇用調整助成金、月次支援金など、出来る範囲での支援はあります。
日本経済を担う部分ですが、飲食店同様に数が多すぎます。
その上、実質的な体力不足なのに大企業の流れを受けてぶら下がり続ける企業も多い。
債務超過でも、金銭が回り続ける企業は継続出来てしまいます。
サービス業は、その状態だと皆さんが一般企業で想像するよりも早く潰れます。
その分、簡単に開業も出来ます。
サービス業の人の回し合いは簡単ですが。
一般企業の回し合いは簡単ではありません。
終身雇用重視の流れがそれを生み。
派遣解禁での人員配置も上手くいきません。
国内需要が８０％近いのに、経済循環構造には、国内生産品の保護よりも。
海外からの供給を満たす事が重要になっています。
金銭流動が国の経済構造と安全安心を満たす為に必要だからですね。
故に簡単に対策が進まず、一般国民への享受は起こりにくいです。
企業自体は民間運営です。
立ち上げて、利益を得ている側に従業員の絶対的な保護は本末転倒です。
不思議な不思議な構造の日本です。
経済の停滞は、日本がどうのという事では無く。
世界のステークホルダーによる都合でしょう。
この状態で何かを集中的に支援しても意味がありません。
問題は、数の多すぎる中小零細企業です。
経済構造の中に、ぶら下がりの状態で組み込まれすぎているのですね。
手の打ちようがありません。
民間運営ですから、対策をしても経営者が放出をする義務はありません。
また、国民全員に平等に支援をしても、その内需放出は。
巡り巡って、同じ様に現在の構造で金銭流動が起きます。
健全ではない状態
島国でありながら、人口も多く。
国土もそれなりにあります。
活動出来る面積は狭いので、人口密度は高い。
加えて、単一言語しか話さない日本人。
世界経済の一翼を担えているのが奇跡です。
日本がその状態になれた仕組みを今、中後進国は歩んでいます。
世界は更なる富の分散化は望んでおらず。
むしろ、植民地政策の現代版で進みたいのです。
日本は経済力がついてしまったので、無視をしたり、現代版植民地にならないだけです。
それを維持しようと、国も我々も必死ですが。
本当に必要な維持でしょうか？
経済構造は既に植民地化されている訳です。
経済力がつけば、その経済力を回しなさい！
経済力がなければ、その労働力を回しなさい！
世界のステークホルダー達。
列強国の思惑通りに秩序が作られ。
戦争の少ない状態が続いているのですね。
言い方は間違っているかも知れませんが、国のポリシーがぶつかり合い。
戦争が起きたり、国交が断絶するなど。
寧ろ、当たり前で普通の感覚です。
グローバルスタンダードや民主主義を守ろう！
世界皆兄弟！平和が一番大事！
こちらの方が違和感があります。
違いがあるから、堂々と主張し合い、妥協点を見つけ。
平和が維持されます。
今回のコロナウィルスを良いきっかけになるように、我々が社会や経済の仕組みを変えていくべきですね。
政権が変わろうが、法律が加えられようが。
会社の社長や役員が変わろうが。
我々の意識が変わらない限り。
何も変わりません。
コロナ対策に批判をしている暇があるならば。
自ら行動し、現在の上に立つ人々を焦らせるくらいでないと。
何も生まれませんね。
効率的に自己が優位に立とうと。
論理的に最短の道を選択して生きていくだけでは、何も生まれません。
個人的能力の問題と煽り立てるのは、潰れる人間を作れる可能性が高いからです。
それが、上に立ち、その仕組みで成り上がった人達にとって都合が良いからですね。
支離滅裂なブログ記事になってしまいました。
能力不足を感じていますが、リアルタイムで生きていると。
感じてしまう事を素直に書きました。
何か違和感のある社会です。
今までの正しい事がもう正しさを見失い出しているのでは？
私はそう感じています。
暴力的な解決には反対ですがね。
※過去記事一覧
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