パーソナルサーチャーもも丸サロン

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うつ病との闘い 回復に向けて ~2019年12月30日~

・・うつ病との闘い 回復に向けて 書出ノート3冊目・・

 

 

今日は実家へ行き、父の墓参りに行った。

他界してから3年かな。

この3年間は本当に目まぐるしかった。

 

正月の買い出しの手伝いをし、スーパー銭湯へ行って過ごした。

ゆっくりだけど、大きな進歩だ。

 

兄の話。

 

正直、本当に大変な兄がいる。

小さい頃は運動も勉強も俺より優れていた。

家、学校、社会、親戚と俺は兄といつも比較されてきた。

典型的な長男と次男の関係だ。

利発さや愛嬌、自己主張は兄より褒められたが、それ以外は褒められた事が無い。

というよりも、兄に追いつけなかった。

だから、常にマイウェイを意識して過ごしてきた。

兄はそんな俺を周りの大人達と同じように馬鹿にして、いじめてきた。

兄弟だしね、そんなもんだ。小さい頃は。

でも、兄としてのプライドは高いから、いつも優しく接してくれていた。

4歳離れているのも、そういう環境を作れた要因だろうけど。

 

そんな兄は大学受験の時につまづいた。

やる気を無くし、暴言を吐いていたのを覚えている。

しかし、父は何から何まで手を尽くし、兄を大学合格へ導いた。そう、導いた。

 

兄が大学時代に俺は家出をして騒ぎを起こした。停学中に。

兄は弟がくるかも知れないと一人暮らしの最寄り駅で、毎日朝から晩まで改札で待っていた。

後から伝え聞いた話だが、優しい兄へは頭があがらない。

 

今の兄は挫折の闇から抜け出せずにいる。

今日、兄の姿をみて何とも言えない感情が湧いて出た。

その挫折が何なのかは10年以上分からない。心を閉ざしてしまう。

 

兄は決して立派な社会人人生を送っている訳ではない。

大卒時の就職氷河期ど真ん中で就職した兄。

自分が好きな仕事へ就けたのは運が良かった。

しかし、病気で倒れた時、心の闇が見つかった。

 

借金による返済生活。

大学時代にギャンブルで作ったと本人は言っている。

半分は本当だろう。

返済する為に闇金にまで手を出して膨らんだ借金を返す日々。

日々のストレスと仕事の疲れで倒れた。俺の誕生日に。

その時の俺の気持ちは前にも書いたな。

momomarugt.hatenablog.com

発覚後、両親は兄へすぐ手を差し伸べた。

そして、借金を返済して兄は、仕事をあちこち変えては又、借金とギャンブル。

若い頃は酒もあっただろう。

どんどん闇は深くなるばかり。

 

結果として兄のターニングポイントになる場面では、父が最終的に手を差し伸べた。

それを面白く思わない母は恩着せがましい事を言う。

さらに、さらに兄の闇は深くなる。

父が入院中。1~2年の間で兄は1回しか病院へ来なかった。

実家暮らしなのに。

父にはいつも助けられていたのに、大人になってからは馬鹿にしていた。

母へも暴言を吐き、ギャンブルで金が無くなれば、保険すら払わない生活。

それなのに、母は文句を言いながら甘やかす。

俺も色々と結婚当初で両親には助けてもらっていた。

兄には勝手に結婚して、要求もでる俺に自分勝手過ぎると対応してきた。

 

俺は今までの我慢返しのつもりだったから何も気にはしていなかった。

短大の後の人生を兄の病気や借金で、リセットされてしまったという思いがあったから。

 

だけど、今日の様子を見ると若干の申し訳無さも出てきた。

家族である、俺や両親の態度も今の兄を形成した要因の一つなんだろうなと感じた為だ。

お互いに大人なのでこちらが負担する事は出来ないし、しない。

兄の踏ん張り所だろう。

他責にして、プライド高く口を開くのは、弱さと助けて欲しいという本心の現れ。

その裏ではこんな楽な生活は捨てられないとも思っていると思う。

 

長い期間本当に迷路に迷い込んでいる。自ら入ったのかもね。

父が元気な時は定職に就く努力はしていた。怖かったのかな。

父が病気になり、他界してからは定職に就いていない。見せかけは必要ないもんね。

 

早く気づいて、自分を見て、納得して、新たなスタートをきって欲しいと素直に思う。

大嫌いな父がいたからこそ、自分が生きていられた事を。

生理的に嫌いではないとは分かる。

父の言う通り進み、上手く行かなくなると自己主張をし歩みを止める。

又、父が何から何まで世話を焼いて歩み始める。

これを兄は認めて欲しいな。

 

恥ずかしい事じゃない。

だって、俺には出来ないから。大したもんだと思う。

子供として親に少しでも恩返しをと思う気持ちはあっても、あの父が言った道を進めるのだから。

上手く行ったためしがない。

だから俺は常にマイウェイ。自分で決断してきた。大人になってからは特にね。

教訓はあっても過去に未練は無い。

兄は山ほどあるだろう。

父の力がある時には上手く行っていた事を、自分の過去を振り返り、その事実を認めて謙虚にマイウェイを進まなければ闇から抜け出せないんじゃないかな。

 

ギャンブルや酒、趣味は仕事をこなしながらでも楽しめる。

自信を持って自分の道をしっかりと決めて生きて欲しい。

そろそろ、俺の子供達も気づき始める。

 

怖いのだろうね。

色々な過去が出てきて、失敗したと理由をつけて楽に生きたいのだろうね。

その先には何も無いと思うのだが。

負けて勝つが人生ではとても大事な時もある。

一時の負けを認めるだけで済んでしまうのに。

 

何を思い、何を考え、何を感じて生きているのだろうか。

今日の姿はいつもの兄だけど、何か違く感じた。

アドバイスとか、首を突っ込む気もさらさらないけどさ。

せめて、自分の好きな様に生きたいなら、両親に迷惑をかけないで、楽しく生きて欲しいもんだ。

アダルトチルドレン。パラサイト。