うつ病との闘い 回復に向けて ~2020年4月1日~
・・うつ病との闘い 回復に向けて 書出ノート7冊目・・
今日から4月です。休職期間は丸々5ヶ月過ぎ6ヶ月目を迎えている。
色々と昨日から考えさせられる日々が続いてきた。
心の安定度も増してきた証拠なのだろう。
今日は7冊目のノートに突入した。
昨日は1冊目からノートを振り返ってみた。
まだ、1~2冊目しか読み終わっていない。
病気を発症して1~2週間目からノートへの書き出しを始めた。
最初のきっかけは、薬の服用が始まり、少し体調が落ち着いた時だった。
表情や姿勢、声の震えや手の震え、足の異常な冷え、歩く速度は杖をつくご老人と同じくらいの時期だった。
家庭、妻の仕事もあり、やむなく外出をしなければならず、妻にマンガ喫茶へ連れて行ってもらった所から始まった。
あの時は何故か1人でマンガを読んでいると心が落ち着いて、2~3時間なら耐えられたんだよね。
ふとした時にノートを取り出し、今回の病気が発症した経緯を残しておこうと思い書いたのが始まりだ。
多分その時は死という考えが残っていたのだろう。
事実を何か残しておきたかったんだと思う。
その書くという行動が思いのほか自分に落ち着きをもたらしてくれた。
書き終えるのに2~3時間かかった。途中で涙が出る。書くだけでも相当な疲労感だった。
ゆっくり、焦らず。ドクターの教えだけが頭に響き、必死に書いていた。
書き終えた時の安心感は何ともいえず、この書く事を続けてみようと思った。
そこからは体力の回復と共に自ら外出して散歩をし、カフェに入ってノートに自分の気持ちや今の考えや状態を書き続けた。
ノートの1~2ページを書くのに2~3時間。そこから今は20~30分で書けるまでになってきた。
昨日振り返った1~2冊目と今の書き出しの内容に大差はない。
とてもビックリしたけど、前向きというか素直というか。正直な言葉にはなってきている。
最初はずいぶん自分の見栄や被害者的感覚、ネガティブな捉え方を多くしていると感じた。
今の自分がそう感じさせているのかもしれない。
今日はジムが終わり帰ったら残りを読もうと思っている。
どんな風に自分が移り変わっているのかを今知っておきたい。
後にこの行動が認知行動療法の一種で自己カウンセリングである事も分かり、身体の回復と共に自分にとって、とても重要なワークであった事を今は認識している。
振り返ればずいぶん回復した、本当に。あの当時は凄まじかったと思いだせる。
この書き出しでも度々振り返っていたが紛れもない事実だ。